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ひそかにこだわりたい! リングピロー特集

プレ花嫁の皆さん、結婚指輪は決まりましたか? 挙式の指輪交換をしてからずっと、一生あなたの左薬指で輝き続ける結婚指輪。では、指輪交換をするまでは指輪はどこにあるのでしょうか。その答えはリングピローの上です。
直訳すると指輪の枕という名前のこのリングピロー、改めて考えるとちょっと由来が気になる名前ですよね。今回はリングピローの由来や、ふたりの大切な指輪を乗せるのにぴったりなデザインのリングピローをご紹介します。
(文:かねこゆかり)

1リングピローの由来
リングピローのはじまりは古代エジプトまでさかのぼります。古代エジプトの王侯貴族の結婚式ではクッションのようなものに宝石のついた結婚指輪を乗せていたそう。いざ指輪交換となったとき、指輪や宝石に直接手を触れて運ぶのは失礼にあたると考えられ、クッションに乗せたまま指輪を新郎新婦のもとまで運んだそうです。この風習がやがてヨーロッパ全域に伝わっていきます。伝統的なデザインのリングピローにはリボンや紐がついています。このリボンをしっかりと結ぶことで、新郎新婦の永遠の結びつきを表現しているんです。
また、リングピローは結婚式だけで役目を終えるのではありません。終わってからも大切に保管しておき、やがて二人の赤ちゃんが生まれた時に赤ちゃんの初めての枕にすると幸せが訪れるという言い伝えもあります。
最近の日本ではリングピローの形に決まりはありません。クラシカルな長方形の綿入りリングピローも、オリジナリティの高いデザインのリングピローも、どちらもOK。素材だって布に限りません。大切なのは自分らしさ。結婚指輪を乗せた時にしっくりくるリングピローがあなたにとって良いリングピローです。

2クラシカルスタイル 刺繍が美しいリングピロー


布と同系色の繊細な刺繍がほどこされたリングピローです。形は枕そのものという感じですよね。このリングピローそのものもクラシックで素敵なのですが、注目したいのはドレスのデザインとリンクしているところ。リングピローの出番は決して長い時間ではありませんが、このリングピローを見ると結婚式の思い出が全部思い出されそうですよね。

3サムシングブルー×リングピロー


リングピローにサムシングブルーのお花を取り入れたデザインです。このお花は樹脂粘土で作られたクレイフラワー。お花ごとに青のニュアンスが違って、特別感が強いデザインです。素材によってはこんなふうに高さがあるデザインのリングピローも可能です。

4和婚にぴったりのリングピロー


神前式などの和婚でも挙式中に指輪交換を行うのが現代では一般的。そうなるとリングピローも和を感じるデザインがいいですよね。こちらのリングピローはつまみ細工で作られた立体的な鶴がとにかく目を引きます。鶴は長寿の象徴として、日本では昔からおめでたい席に取り入れられてきたモチーフですよね。しかもタンチョウヅルは一度つがいになるとどちらかが死ぬまでずっと同じ相手と連れ添う習性がある鳥。和婚ならぜひ取り入れてもらいたい、伝統的なモチーフです。

5ふたりらしさ満開! 好きな物を取り入れたリングピロー


こちらのリングピローはシルバニアファミリーのお人形がちょこんと飾られています。よく見るときちんとタキシードとドレスを着ています。お人形の足元も布ではなくフェイクグリーンですよね。こんなデザインのリングピローももちろんOK! 結婚式のコンセプトをしっかり持っている人なら、ぜひリングピローもコンセプトを盛り込んだデザインにしてみてください。

6リングピロー、あなたは伝統派? オリジナル派?
結婚指輪を購入して初めてケースを開けるとき、きっとドキドキ、ときめきを感じたはず。ふたりの愛の象徴として一生大切にしようと思った人がほとんどですよね。そんな大切な結婚指輪を、あなたの指にはめる瞬間まで置いておくことになるのがリングピローです。だからこそ、こだわる価値は十二分にあり! DIYに挑戦した卒花さんたちもたくさんいます。大切な結婚指輪を託すリングピロー、ぜひデザインにこだわってみてください。

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